11月も中頃になり、そろそろ屋外の公園で遊ぶのが辛い時期に差し掛かってきましたが、お子さんをお持ちの皆さんは、ニューヨークの長い冬はどちらで遊ばれますか?
At the Brooklyn Children’s Museum / bfhoyt
この時期、天候に関係なくいつでもお子さんと遊べる子ども博物館は、ニューヨークに住む親子の強い味方ですよね。
そこで、以前ご紹介した「マンハッタン子ども博物館」に引き続き、今日は、Brooklyn Children’s Museum(ブルックリン子ども博物館)をご紹介することにしましょう。
2008年に改装を終え、新しく生まれ変わったブルックリン子ども博物館は、Brooklyn Avenue(ブルックリン通り)とSt. Marks Avenue(セント・マークス通り)の角にあり、Brower Park(ブラワー公園)やProspect Park(プロスペクト公園)のメイン・エントランスであるGrand Army Plaza(グランド・アーミー・プラザ)などに囲まれた閑静な住宅街に位置します。
通常は、一人9ドルですが、毎月第3木曜日4時~7時と、第1土・日曜日2時~5時(祝日がある週末は除く)は入館料が無料になるのがとっても嬉しいサービスです。
また、ブルックリン子ども博物館は、マンハッタン子ども博物館に比べ館内がかなり広く、開放感があります。
館内には、体験型の展示物が多数ありますが、特にお勧めなのが、期間限定特別展です。1~2年ほど前には、「Japan & Nature(日本と四季)」の展示が行われており、「福岡の春・琵琶湖の夏・京都の秋・札幌の冬」をテーマに日本を知らない子ども達でも興味が持てるように、四季折々の行事や日本の暮らし・町並みなどをとても丁寧に説明してありました。外国から見た日本を垣間見ることができる面白い展示でした。
ちなみに今は、2013年3月10日までの期間限定で、Mizuho Corporate Bank(みずほコーポレート銀行)がスポンサーの特別展「Global Shoes(グローバル・シューズ)」があります。この展示は、ファンタジーなShoe Store(靴屋)や靴工場の背景にあるグローバルな文化の側面を、実際に手足を使ってさまざまなアクティビティーを通して体験していくというものです。日本はもちろん、Peru(ペルー)、Australia(オーストラリア)、South Korea(韓国)、Italy(イタリア)など、世界16ヶ国から情報が集められたそうです。
ブルックリン子ども博物館は、幼児~小学校高学年まで幅広く楽しめる展示物が多いので、付き添っている保護者の方も一緒に知識を増やせる施設です。
また、5歳以下の幼いお子さん達も安心して遊べるようにと、館内には幼児専用の遊び場が別に設けられています。広々としたスペースに、水遊び場、砂遊び場、そして子ども達が着れて遊べる衣装などもたくさん置いてあり、劇場型のお子さんは「○○ごっこ」などのドラマ・プレイが楽しめます。
Lourdie Grand Rapids Children Museum November 28, 201012 / stevendepolo
ブルックリン子ども博物館は、館内への飲食物の持ち込みがOKなので、家からランチやスナックを持参して、家族や友達とゆっくり1日楽しむのにピッタリの施設ですよ。
【施設詳細】
145 Brooklyn Avenue, Brooklyn, NY 11213
Tel:718 735-4400
ブルックリン子ども博物館公式サイト
月曜休館
地下鉄の駅から徒歩10分くらいで行けるので、交通の便も良い博物館です。車で行かれるときは、博物館前にも路上駐車ができますが、無料入館日にはすぐにスペースが埋まってしまうので、注意しましょう。
また、特にホリデーシーズンは無料入館日のスケジュールが変更になりやすいので、事前に問い合わせてから行かれた方が良いですよ。(^_-)-☆
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