皆さんは、ミニチュアがお好きですか?
Mini tsuru / fernandosouza
どんなものでも、ミニチュアと言うその大きさだけで愛らしく感じられますよね。赤ちゃんや幼い子ども然り、子犬や子猫などの動物然り…。
今日は、そんなミニチュア好きの方と電車・鉄道好きのお子さん必見、この時期だけの限定展示物を2つご紹介しましょう。
Holiday Train Show at Grand Central Terminal
マンハッタン3大ターミナル『Grand Central Terminal(グランド・セントラル・ターミナル)、Pennsylvania Station(ペン・ステーション)、Port Authority Bus Terminal(ポート・オーソリティ・バス・ターミナル)』のうち最大のターミナルとして知られているグランド・セントラル・ターミナル(通称、グラセン)は、来年創設100周年を迎えます。
それに先立ち、今年で11回目を迎えるホリデー・トレインショーの展示が来年2月12日まで行われています。入場料は無料です。
グラセン内の西側にあるNew York Transit Museum(ニューヨーク交通博物館)では、ミニチュア列車が34フィート(約10メートル)に凝縮されたマンハッタンの街並みを走っているだけでなく、Empire State Building(エンパイア・ステート・ビルディング)にキングコングがぶら下がっていたりと、見ていて飽きない工夫が施されています。
さらに、博物館のコレクションであるNew York Central Railroad(ニューヨーク・セントラル鉄道)時代の年代物の列車モデルや、1920年代~40年代の貴重なポスターなども展示されています。
TM_7631 / MTAPhotos
また、グラセン内のVanderbilt Hall(バンダービルト・ホール)では12月24日まで、同時にHoliday Fair(ホリデーフェア)も開催しており、マンハッタン唯一の室内でのホリデーマーケットとして、クリスマスショッピングを楽しんでいる大勢の人で毎日にぎわっています。皆さんも、ぜひお立ち寄りくださいね。
詳しくは、公式ウェブサイトでご確認ください。
Holiday Train Shows at Botanical Garden
Bronx(ブロンクス)にある全米でも最大規模となるNew York Botanical Garden(ニューヨーク植物園)では、今年で19回目となるホリデー・トレインショーが来年1月13日まで展示されています。
このトレインショーが他と一味違うところは、何と言っても、Statue of Liberty(自由の女神)やBrooklyn Bridge(ブルックリン橋)など140以上ものニューヨークを象徴する建造物のレプリカが、すべてBark(樹皮)やPinecone(松ぼっくり)、植物の種や葉っぱなどを用いて作られているということなんです。
その素晴らしい職人技を見るだけでも訪れる価値があるほどです。
この時期は園内が大変込み合いますので、事前にオンラインなどでチケットを購入してから行かれることをおススメします。
The Holiday Train Show / Ann Rafalko
【展示詳細】
The New York Botanical Garden
1月13日まで
午前10時~午後7時まで(曜日や祝日はスケジュールが変わります)
入場料:【平日】大人20ドル、12歳以下の子ども10ドル
【週末・ピーク時】大人25ドル、12歳以下の子ども15ドル
718-817-8700
公式ウェブサイト
個人的には、2009年まで20年以上も続いていた53丁目にあるCitigroup Center内のトレインショーが大好きでした。なくなったのが残念でたまりません。(T_T)
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