皆さんのお子さんは、小さい頃、絵本「ウォーリーをさがせ!」に夢中になりましたか?
読者を飽きさせない工夫が満載のこの絵本は、子ども達だけでなく大人も魅了し、テレビ番組やゲームなどと媒体を変えながら25年以上も人気を博しているロングセラー絵本です。
「Where’s Waldo?(Where’s Wally? ウォーリーをさがせ!)」は、1987年にイギリス人のイラストレーターであるMartin Handford(マーティン・ハンドフォード氏)によりイギリスで出版されて以来、世界中で愛されているベストセラー絵本です。この絵本の人気は、何と言っても、人が入り乱れたイラストの中から巧妙に隠れているウォルドーくんや彼の仲間たちを見つけ出して楽しむというパズル的要素を盛り込んでいることです。
主人公であるWally(ウォーリーくん)は、なぜかアメリカではWaldo(ウォルドーくん)となっています。発音が難しい日本語名とは違い、「ウォーリー」でもアメリカで十分通用しそうですが、実は、主人公の名前が違うのはアメリカだけではありません。フランスでは「Charlie(チャーリー)」、ドイツでは「Walter(ウォルター)」、ノルウェーでは「Willy(ウィリー)」などと各国によって、いろいろと呼び名を変えていたんですよ。
さて、そんな呼び名がたくさんあるウォルドーくんは、赤白のしま模様の服と帽子を身に付け、めがねをかけて杖を突いているのが特徴の常に笑顔を絶やさない好青年ですが、なんと、このたび、NYC & Company(ニューヨーク市観光局)から、2013年のFamily Ambassador(家族大使)に任命されることになりました。ちなみに、家族大使プログラムは2009年に開始された観光推進プログラムで、これまで、「The Muppets(マペット)」、「The Smurfs(スマーフ)」、「Dora the Explorer(ドーラといっしょに大冒険)」、「Sesame Street(セサミストリート)」などアメリカで人気のキャラクター達が任命されています。
具体的には、ニューヨークの観光PR広告やバスやタクシーなどのデジタル広告などに出演したり、ニューヨーク観光局の公式サイトに登場したり、ニューヨーク5区に点在している夏のおススメスポットの紹介をしたりしてくれます。観光局の公式サイト内には、ウォルドーくんだけでなく、ガールフレンドのWenda(ウェンダ)、魔法使いのおじいさんWizard Whitebeard(しろひげ)、犬のWoof(ウーフ)なども出没するので、ぜひ覗いてみてください。
しかも、これらの広告は、ニューヨークだけに留まらず、ボストン、フィラデルフィア、ワシントンDCなどでも流される予定で、今後はロサンジェルス、シカゴ、マイアミだけでなく、イギリスやカナダにも拡大していく計画を立てています。
さらに、ウォルドーくんは2Dの世界だけに留まらず、実際にニューヨークの街角にも出没しています。すでにウォルドーくんを見かけた方々からの投稿が、Twitter(ツイッター)【#WaldoNYC】や、写真投稿サイトInstagram(インスタグラム)【#WaldoNYC】に掲載され始めていますよ。
皆さんも、旅の達人ウォルドーくんを探しに、ぜひニューヨークに遊びに来てください!
毎年、ニューヨークの家族大使に任命されたキャラクターは、ニューヨークの街をそのキャラクターで一色にしてしまうほど至るところに登場し、強烈なイメージを残します。今年のウォルドーくんもきっとニューヨークに多大な貢献をしてくれることでしょう。(^_^)v
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