こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。
皆さんは子どもの頃に、どんな将来の夢を持っていましたか？
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野球選手、警察官、消防士、ケーキ屋さん ―――など、どなたも、子どもの頃にはたくさんの夢を思い描いていたことでしょう。
そんな皆さんが夢見ていた職業に、現在就かれていますか？
もし、「はい！」と答えた方は、とてもラッキーな方ですね。
と言うのも、世界中に１億８千万人以上のメンバーを抱えるビジネスに特化した大手SNSのLinkedIn（リンクトイン）が、アメリカ、オーストラリア、インド、ブラジルなどを含む15か国の社会人8000人を対象に行った調査によると、子どもの頃に描いた夢の職業に就けた人は全体の8.9％、また関連分野の職業に就けた人は21％しかいないからです。
その理由として、「違うことに興味を持つようになった（44%）」と半数近くの人が回答していることから分かるように、成長するにつれて子どもの頃と興味の対象が変わるのは自然なことなのかも知れませんね。また、その他の理由としては、「達成するのが困難または費用が掛かりすぎる（15%）」や「もっと収入の高い仕事を選んだ（13%）」などの回答もありました。
また、もう少しで夢の職業へ手が届きそうな方に向けて、リンクトインの通信ディレクターであるNicole Williams（ニコール・ウィリアムズ氏）が、次のようにアドバイスをしています。
●夢の職業で現在働いている人のリストを作り、彼らの軌跡を辿ってみる。
●夢の職業に必要な能力や技術を確認し、自分の能力を生かせるボランティア活動などがないかを調べてみる。
●夢の職業で働いている人に直接連絡を取ってみる。
ウィリアム氏によれば、「通常、夢の職業に就いている人はその職業が好きで、次世代の役に立ちたいと思っている人が多いので、快い返事がもらえるでしょう。」とのことです。
ちなみに、同調査結果から子ども頃の夢の職業として、世界でもっとも人気なのはEngineer（エンジニア）で、特にインドでの人気が高かったそうです。インドは理系が強いので、その影響が強いのでしょう。その他の順位は以下の通りです。
１．Engineer（エンジニア）7.7%
２．Airplane or Helicopter Pilot（飛行機またはヘリコプターのパイロット）7%
３．Doctor/Nurse/EMT（医者・看護師・救命士）6.7%
４．Scientist（科学者）6.2%
５．Teacher（教師）5.8%
６．Lawyer（弁護士）3.9%
７．Writer, journalist or novelist（作家、ジャーナリスト、小説家）3.7%
８．Astronaut（宇宙飛行士）3.2%
９．Veterinarian（獣医）3%
10．Professional or Olympic athlete（スポーツ選手またはオリンピック選手）2.7%
10．Actors（俳優）2.7%
成長するにつれ、移り変わっていく子どもの「夢の職業」を少しでもサポートできればいいですよね！
【参考記事】
Mashable.com（英文）
日本での同様のアンケートでは、スポーツ選手や○○屋さんといったある意味子どもらしい職業がトップにランキングされるのに比べ、世界での人気職業はかなり現実的ですね。通常、子どもが就きたい職業と親が就いて欲しいと願う職業は異なることが多いですが、こんなに現実的な夢であれば、親としても快く応援できそうですね。でも、小さい頃の夢を叶えるには、才能や能力だけでなく、変わらない情熱が必要なんだと改めて思いました。
ちなみに私の夢の職業は、当時大好きだった「保健の先生」です♪(^-^)
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