元素記号をゲームに作り変えた小学生


こんにちは、みらい塾 塾長の馬場です。pencil1.png
神奈川県在住の小学6年生(当時)が作った「ケミストリークエスト」をご存知ですか?
2011年10月に日本で発売され、1万部でヒット商品と言われるカードゲーム業界で、今年2月時点ですでに約1万6千部以上が売れた人気ゲームです。また、その勢いは止まらず、現在スマートフォン用ソフトの開発にも乗り出しています。
この「ケミストリークエスト」は、元素記号を表すカードを化学結合のように組み合わせて遊ぶゲームです。水素、炭素、酸素、窒素の元素4種類を示すカード48枚を用意し、対戦する2人が持ち札を各3枚並べ、分子ができる組み合わせのカードを取り合います。例えば、水素2枚と酸素1枚は水、水素3枚と窒素1枚はアンモニアなど。最後にカードが多い方が勝ちとなります。
身近な物体の成り立ちを遊びながら学べる、この素晴らしいゲームを考案した米山維斗くんは、「世の中の物質が100個ほどの元素の結合でできていることを知り、とても感動しました。それを伝えたかった。」と語っています。
元素記号は世界共通であり、中学・高校では周期表を必ず覚えなければならないので、早めにこうして遊びの中に取り入れられたら、お子さんにとっても理科の授業に抵抗がなくなるかも知れませんね。
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詳しくは、以下のサイトで。
chemistryquest.com/:ケミストリークエスト公式サイト
 今日のひとり言
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世界共通の元素記号を取り入れたことで、日本だけでなく世界を視野に入れての開発だったんでしょうか。長期的に人気のカードゲームになりそうです。米山くんの柔軟な物の考え方には脱帽します。
まだアメリカでは発売されていないのが、とても残念です。現在は、日本のアマゾンで購入できるので、このまま売れ行きが好調なら、アメリカのアマゾンでの発売も目前かも知れませんね。
早く手にとって、遊んでみたいな~。(^。^)

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