毎日の食卓に欠かせない4つの皿


こんにちは、みらい塾 塾長の馬場です。onpu1.png
皆さんは、「食育(しょくいく)」という言葉をお聞きになったことはありますか?
以前に「お子さんの肥満度チェック」でもお話しましたが、近年、小児期における肥満の増加、朝食の欠食、思春期の急激なダイエットなど、子どもの食をめぐっての問題が多様化・深刻化し、子ども達に栄養バランスを考えた献立を用意することの重要性がさらに増してきました。それに伴い、食育の必要性が改めて見直されています。
「食育」とは、さまざまな経験を通じ、「食」に関する知識や正しい「食」を選択する判断力を習得し、健全な食生活を実践すること
です。
最近になって、この「食育」という言葉が広く聞かれるようになりましたが、実はルーツは大変古く、1896年(明治29年)には医師・石塚左玄が造語としてすでに用いていた記録があります。
正しい食を選択する判断力を養うためにも、ぜひお子さんに栄養バランスについて話して聞かせてあげましょう。小さいお子さんに説明するときは、食べ物の色のバランスで教えてあげるとわかり易いですよ。

① 主食(ご飯、パンなど)⇒白
② 汁物(味噌汁、スープなど)⇒茶色
③ 主菜(肉、魚などのメイン料理)⇒赤、青
④ 副菜(サラダなどの野菜料理)⇒緑

これら4つの色をまんべんなく食卓に用意すると、炭水化物、たんぱく質、ビタミンなどがバランスよく取れます。子ども達が、毎回の食事のときに「今日は何色(なんしょく)入っているかな~?」なんてゲーム感覚で自然に栄養を考えてくれるようになると嬉しいですね。
色合いのある料理が並ぶと、食卓も華やかになり料理がよりおいしそうに見えますから、色とりどりの季節の野菜を毎回の献立の中に入れるよう心がけましょうね!

精進料理 / masahiko

 今日のひとり言
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当たり前のように季節の野菜が食卓に毎日並んでいた時代から、「食育」という言葉が存在していたんですね。
「食」は、生きるための大切なツールとして昔から必要な知識だったのかも知れませんね。(^_-)-☆


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