こんにちは、みらい塾の馬場です。
さて、皆さんはお子さんにどんな能力があればいいなとお考えですか。
漢字力、計算力、読解力、瞬発力、行動力、発言力
はたまた 体力、運動能力、予知能力…などなど、
一つだけでなく、あれもこれもとついつい欲張ってしまいますよね。
では、学力アップのための能力というと、どうでしょう。
もちろん、漢字力や読解力、計算力なども学力アップには必要ですが、
学力に直結し、かつ、すべての教科を網羅する能力とは
ずばり
集中力!
集中力は、すべての教科の学力を伸ばす大きな原動力となります。
ですので、ぜひとも身につけてほしい能力ですね。
そこで、
今回はご家庭でも簡単に実行できる子どもの集中力の高め方についてお話します。
その1: 環境を整える
大人でも子どもでも、環境が与える影響は多大です。
家庭内で居心地の良い空間を作ってあげることから始めましょう。
まずは、
勉強するために不必要なもの(テレビ、携帯ゲーム、タブレットなど)が
視界に入らないようにするのは大切ですね。
家具の配置を考えたり、
目隠しのために布をかけたり、
仕切りを立てたり、
ご家庭に合わせてムリのない範囲で環境を整えてあげてください。
さらに、
お子さんのお気に入りの筆記用具や、
お子さん専用の机やいす、
子どものための勉強場所などを用意してあげると
勉強へのモチベーションもぐんぐん上がりますよ。
その2: 目標を立てる
1時間もずっと集中するのは大人でも大変です。
しかし、小さなお子さんでも、
5~10分ほどであればそれほど難しくはありません。
短い時間で終わる簡単な課題を
何度もくり返すことで、結果的に長く勉強が続けられます。
まずは、
10分ほどで終わるような簡単な目標を立てましょう。
たとえば、
- 漢字の読み書き 10字
- 計算問題 20問
- 視写 1ページ
- 音読 2ページ
こうした勉強にすぐに取り掛かれるよう、
前日の最後に次の日の課題を用意しておくと良いですよ♪
その3: 姿勢を正す
何ごとも「形から入る」ことは大切です。
机に寝そべるような姿勢で勉強していては、
やる気も集中力も続かないのは当然です。
お子さんがムリな姿勢で勉強をしているときは、
軽く背中をなでてあげながら声かけし、
背筋を伸ばすことを思い出させてあげましょう。
悪い姿勢を叱るのではなく、良い姿勢を褒めてあげてください。
その4: 声を出す
脳内伝達物質のひとつである「アドレナリン」は、
大声をだすことで分泌されるといわれています。
集中が切れてきたときには
大きな声で音読をしたり、
九九を唱えたり、
詩を暗唱したり、
などに取り組むと、気分も変わり、次の課題に取り組みやすくなります。
また、
書く … 漢字の読み書き
読む … 音読
考える … 読解、文章問題
こうした異なる種類の勉強を交互に行うと
何度も休憩を挟まなくても、集中力が続くのでおススメです。
このほかにも、
簡単にガラッと環境を変えるために、
図書館へ行ったり、
お友達の家で勉強会を開いたり、
塾や家庭教師などにお任せしたり、
自宅とは異なる環境に連れ出してあげるのも効果的です。
ムリなく集中力を高め、
楽しみながら学力アップできるよう
ご家庭でしっかりサポートしてあげてくださいね!
みらい塾ではムリなく・ムダなく・楽しみながら
日本語の読み書きに取り組めます!