こんにちは。みらい塾の馬場です。nigaoemaker1118_thumb

さて、海外在住の皆さんのご家庭では、「日本語力を伸ばすチャンス」として、作文や日記に取り組む方が多いのではないでしょうか。

でも、こんな経験はありませんか?

  • 「せっかく書いたのに、間違いばかり指摘してしまった…」
  • 「どこまで直していいのか分からない」
  • 「子どもが書くのを嫌がるようになった」

実は、作文や日記の“間違い直し”には、ちょっとしたコツがあります。
それは「どう直すか」より「どう声をかけるか」です。


子どもが書いた文章に誤字や文法ミスがあっても
まずは「伝えようとした気持ち」に注目することが大切です。

たとえば

「この部分、気持ちがすごく伝わってきたよ」
「楽しそうなのがよくわかるね!」

こうした声かけは
子どもに「書いてよかった」と思わせる第一歩です。

文法的なミスや言い回しの間違いなどを指摘する前に
伝わったことを認めることで、書く意欲がぐっと高まります。


次に、間違いを「ダメ」とするのではなく
気づきに変える声かけをしてあげるのが効果的です。

たとえば

「“こうえん”って、どんな漢字だったかな?」
「この言葉、もう少し短くするともっと伝わるかもね」
「“たのしかった”って、どんなふうに楽しかったの?」

こうした促し方は
子ども自身が言葉や気持ちを考え直すきっかけになります。

親が直接的な言い方をすぐに与えるのではなく
少しずつヒントを出すことで、表現力と語彙力が自然に育ちます。


また、文章の完成度よりも
「なぜそう思ったのか」「どう感じたのか」を
深掘りしながら引き出してあげましょう。

たとえば

「この出来事、もっと詳しく教えて!」
「なんでそう思ったのか、あと一文足してみようか」
「どんなふうにびっくりしたの?」

この種の質問は、思考と言語をつなげる練習になります。

作文は文を書く練習ではありますが、それと共に
考える力を育てる最高のツールでもあります。


なお、家庭での親の役割は《 添削者 》ではなく《 伴走者 》です。

親が添削者になると
「正しく書かなきゃ」「間違っちゃダメだ」と
子どもは無意識に思ってしまいます。

でも、親が伴走することで
「もっと書きたい」「もっと伝えたい」という気持ちが育ち
子どもの内面が言語化されます。


では、家庭で子どもの表現力を育てる親の声かけについて
場面別にご紹介しましょう!

✏️ 誤字脱字が気になるとき

きょうは、こうえんにいきました。
すべりだいがたのしかったです。

✖ 「こうえん」の漢字はもう習ったでしょ?

◎ 「こうえん」の漢字って難しいね。どんな漢字だったっけ?
◎ 「すべりだい」って、ひらがなで書くとかわいいよね。漢字ではどうだろう?辞書で調べてみようか?

→ 正解を教えるより、調べる楽しさを共有しよう!

📚 内容が薄いと感じるとき

きょうはたのしかったです。

✖ それだけ?もっとたくさん書こうよ!

◎ 何が一番楽しかったの?
◎ 「たのしかった」は、ほかに何て言えるかな?

→ 表現力の第一歩は感情の深掘りです!

🧩 文が長すぎて読みにくいとき

きのうともだちとこうえんへいってあそんでたのしかったからまたあそびたいです。

✖ ちょっと読みづらい文だね

◎ この文、2つに分けてみると、どうなるかな?
◎ すべり台とブランコ、どっちが楽しかった?どうして?

→ 文の構造を意識させ、論理的な書き方を身につけさせよう!

🎯 主語・述語があいまいなとき

かわいくてすき。

✖ 何がかわいいか分からないよ

◎ かわいいって思ったんだね。何がかわいかったの?
◎ どういうところが好きだったの?

→ 具体化することで、イメージと語彙を結び付けよう!

🎨 書き出しが単調なとき

きょうはなわとびをしました。

✖ 「~しました」ばっかりの文はつまらないよ

◎ 「なわとびをして、びっくりしたことがあります」って書き出すと、読んでる人がワクワクするかも!
◎ 読んだ人を驚かせる作文にしてみない?

→ 読者の意識を考えながら、続きが気になる文を考えよう!


作文や日記は、親子のコミュニケーションの宝箱です。
いっしょに言葉を楽しめる時間にしてあげられると良いですね。

家庭ですべきことは、まずは、書きたい気持ちを育てること。
完璧な文章よりも
自分の言葉で伝えようとした姿勢を認めてあげてくださいね!😉

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