一年で最も忘れてはいけない日


こんにちは、みらい塾 塾長の馬場です。onehand4.png
皆さんは、5月の第2日曜日(ちなみに今年は13日)が「母の日」だと、ちゃんと毎年覚えていますか?
現在、世界各国で祝われている「母の日」ですが、アメリカでは、夫や子どもを戦場に送るのを拒否しようと立ち上がり「Mother’s Day Proclamation(母の日宣言)」を発した女性参政権運動家のジュリア・ウォード・ハウの死後、娘のアンナが、亡き母を追悼したいという想いから、1908年5月10日に、母親が生前、日曜学校の教師をしていたフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったのが由来とされています。
その後、1914年、当時のアメリカ大統領であったThomas Woodrow Willson(トーマス・ウッドロウ・ウィルソン)が5月の第2日曜日を母の日と制定しました。
この風習が、後に明治末期ごろの日本の教会で祝われ始め、徐々に広まっていったと伝えられています。しかし、当初は、香淳皇后の誕生日である3月6日を「母の日」としていました。1937年に森永製菓が「森永母の日大会」を開催したのが一般に知れ渡るきっかけになり、アメリカに倣い、現在のように5月の第2日曜日となったのは、1949年頃からです。
では、世界の「母の日」をご紹介していきましょう。

  • イギリス
Easter Sunday(復活祭)の2週間前の日曜日。イースターは、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決められており、毎年日付が変わります。大抵、3月21日~4月24日で、日本やアメリカよりも、1~2ヶ月ほど早くお祝いされます。ちなみに、今年は3月18日でした。
  • 韓国
母の日・父の日とは分けておらず、毎年5月8日が「ナボイナル(両親の日)」として祝われています。贈り物の定番は、日本と同じ赤いカーネーション。
  • 台湾
アメリカ・日本と同様に、5月の第2日曜日。母の日は、一年で最も大きなイベントの一つだと、台湾では考えられています。
  • ルーマニア
毎年3月8日。ルーマニアには「母の日」はなく、「International Women’s Day(国際婦人デー)」が「女性の日」として、母の日とも言うべき日になっています。この日は、お母さんだけでなく、奥さん、学校の女性教師、同僚の女性、同級生の女子、近所のおばあちゃんにも、感謝の気持ちを込めて贈り物をする日です。
様々な国が、それぞれの「母の日」をお祝いしているのが分かります。海外に住んでいるからこそ、私も日本に住む母へ感謝の気持ちを伝えたいですね。皆さんも、母の日をお忘れなく!


母の日 / zeromk

 今日のひとり言
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最近では、赤や白だけなく、様々な色がある「母の日」の贈り物の定番であるカーネーションですが、花言葉を吟味しながら選ぶといいかもしれませんね。
赤:母への愛・情熱・真実の愛・愛情
白:尊敬・純潔の愛・亡き母を偲ぶ・私の愛情は生きている
ピンク:感動・感謝・熱愛の告白・美しい仕草
黄色:美・軽蔑・嫉妬・愛情の揺らぎ・友情
紫:誇り・気品
黄色のカーネーションは、花言葉が「母の日」の贈り物にしては微妙な意味合いなので、避けたほうが無難かもしれませんね。
ちなみに、青いカーネーションも最近では開発・発売され始めているそうです。まだまだ手に入りにくい状況ですが、花言葉は「永遠の幸福」なので、プレゼントしたら喜ばれそうですね。(^_-)-☆

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