こんにちは、みらい塾 塾長の馬場です。
母の日と比べ、毎年いまいち盛り上がりに欠けますが、6月の第3日曜日である17日は「父の日」です。
父の日は、1909年アメリカのSpokane, Washington(ワシントン州スポーケン市)に住むSonora Smart Dodd(ソノラ・スマート・ドッド)婦人が、当時すでに母の日があったにもかかわらず、父の日がなかったため、彼女を男手ひとつで育ててくれた父親を称え「父の日も作って欲しい」と教会に嘆願したのが始まりだと言われています。
その後、1966年に当時アメリカ大統領であったLyndon Johnson(リンドン・ジョンソン)が、6月の第3日曜日を父の日に定め、その6年後の1972年には、アメリカで正式に国の記念日に制定されました。
アメリカでは、母の日にはカーネーションを、父の日にはバラを贈るのが一般的です。これは、父の日を提唱したドッド婦人が父親の墓前に白いバラを供えたことが由来だと言われています。現在では、亡くなった父親には白いバラを、健在している父親には赤いバラを贈るようです。
父の日が日本に入ってきたのは1950年代で、その後次第に広がり始め、1981年に一般社団法人 日本メンズファッション協会が母体となって結成されたFDC(日本ファーザーズ・デイ委員会)が中心になり、父の日にちなんだイベントやキャンペーンを多数開催したことが功を奏し、1980年代には一般的な行事として日本でも広く認識されるようになりました。
それでは、アメリカと日本以外の国で父の日がどのようにお祝いされているか見ていきましょう。
- 韓国
- 台湾
- タイ
- イタリア・スペイン
- ドイツ
- スイス・エジプト
年に一度の父の日、家族のために頑張ってくれているお父さんに感謝の気持ちを伝えましょうね。
Fathers Day Cake / thecocoacakery
今日のひとり言
父の日は、世界の中でも母の日に比べ、少し盛り上がりに欠けるようです。中でも、スイスやエジプトのように「父の日」自体がない国もあるんですね。驚きました。(@_@;) その背景には、母親に比べると、父親と子どもの関係がそれほど密ではないことがあると言われています。子どもの年齢が上がるにつれ両親と話す機会は少なくなりますが、母の日・父の日が、いま一度親子の関係を見直すきっかけとなれば良いですよね。 日本では、毎年日本ファーザーズ・デイ委員会が「父の日黄色いリボンキャンペーン」を実施しています。 なぜ黄色いリボンかと言うと、アメリカでは愛する人の無事を願う色、イギリスでは身を守るための色、インドでは極楽浄土への道しるべの色、中国では皇帝の色とされ、黄色は世界で最も大切にされている色のひとつだと言われているからだそうです。 今年は、黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろうかな~。(^_-)-☆ |