あなたはタトゥー賛成派ですか?


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。kay2

 

お子さんが入れ墨(Tatto:タトゥー)を入れたいと相談しにきたとき、皆さんはどう答えられますか?


Tattoo / JD | Photography

日本でもここ数年で入れ墨をファッション感覚で楽しむ若者が増えてきましたが、ここアメリカでは、よりカジュアルに入れ墨を入れる傾向があります。

 

 

入れ墨人口が日本より多いアメリカでは、普通に街で歩いているだけでも入れ墨をした人を多く見かけます。入れ墨を入れている場所も、腕、肩、手の甲、指、胸元、背中、首の後ろ、腰、足首、足の甲など実にさまざまです。近頃では、漢字の入れ墨を入れている人も多く見かけるようになりました。

呼び方も時代により移り変わり、入れ墨や彫り物、刺青、タトゥーなどさまざまな表現が使われています。

では、実際、アメリカでどのくらいの人が入れ墨を入れているんでしょうか?

アメリカの大手世論調査機関であるPew Research Center(ピュー・リサーチセンター)が昨年7月に行った調査によると、全米人口の14%(4.5千万人)が少なくとも1つの入れ墨を入れており、そのうち、18~40歳の割合は76%にも上りました。

しかし一方で、約6人に一人は入れ墨を入れたのを後悔しており、うち11%の人は、入れ墨を消そうと思っている、または実際に取り除いた経験があります。

全米ではどのように入れ墨が普及しているのでしょうか?

別の市場調査会社Harris Interactive(ハリス・インターアクティブ)によると、入れ墨文化は西部でもっとも普及しており、次いで東部、中西部、南部と続きます。

また、入れ墨を入れる割合が男性(19%)より女性(23%)の方が若干多いとの結果がでました。

こうしたデータを見るだけでも、アメリカではかなり入れ墨が市民権を得ているようですが、社会的には保守派も多く、「入れ墨をしている人は社会から逸脱した人だと思うか」の質問に対し、約4人に一人が「そう思う」と回答し、また27%の人が「入れ墨をしている人は知性が劣る」とも回答しています。

実際、弁護士や医者など、いわゆるホワイトカラーの職業の人たちの腕や足に入れ墨をしているのを見たことがある人がいらっしゃるでしょうか。また、富裕層のパーティーに出席している女性のドレスの隙間から入れ墨が見え隠れするでしょうか。各国の首脳会談に出席している大統領や官僚たちの中に入れ墨をしている人を見かけるでしょうか。

私はほとんど見かけないと思います。

おそらく、そうした人の多くは見えていない部分にも入れ墨を入れていないでしょう。全人口の14%が入れ墨をしているアメリカでさえ、社会的に認められる立場に立つ人になるには、入れ墨は大きなリスクになると言えます。

こうしたことを踏まえ、あなたはお子さんが入れ墨を入れることに賛成ですか?それとも反対ですか?

 

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私はこと入れ墨に関してはかなり保守派で、一時の感情で自分の体を傷つけることには反対です。ですので、機会があるごとに息子にも私の入れ墨に対する思いを熱く(?)語っています。

将来、息子が入れ墨を入れることができる年齢(18歳~)になったときに、すべての人が入れ墨に好印象を持っている訳ではないということを分かった上で最終的に自分で適正な判断を下してくれることを信じています。(^_^)v

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