グローバル化の波に飲まれないために必要なこと


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。pencil1.png
皆さんは、2010年に東洋経済のサイトで掲載された楽天の三木谷社長のインタビューをお読みになったことがありますか?
このインタビュー記事で、三木谷社長は、「楽天社内での公用語を英語にすることにし、英語ができない役員は2年後にクビにします!」と大胆にも言い切っています。あれから2年が過ぎ、三木谷社長の思惑通り、現在楽天での会議は全て英語で行っているそうです。
このように、日本人の英語力の向上を期待しているのは、大手の企業ばかりではありません。
文部科学省は、2011年度から小学5・6年生で英語をはじめとする外国語活動を導入し、中学での英語の授業時数を2012年度から約3割増しにし、子どもの英語(外国語)の向上を図ろうとしています。
また、同省は、今年8月初旬までに、日本全国の高校218校の3年生を対象に、英語の学力試験を実施すると発表しました。全公立高校の8.6%にあたる6万4000人の高校生を対象としたこのような大規模な学力試験は全国でも初の試みで、日本英語検定協会もしくはベネッセコーポレーションが作成した試験で「読む・書く・聞く・話す」の総合力を採点します。
試験では、リスニングを含めた従来型のペーパーテストの他、試験管1~2人が面接し、10分ほどのスピーキングテストも実施されます。英語での挨拶や、簡単な受け答えをした後、英文を音読させアクセントや抑揚などを確認します。もっとも重視するのは、4コマ漫画などを英語で説明させる課題で、これにより文章作成と説明能力をみると言います。
この英語学力試験は、来年度から高校の英語授業が原則英語で行われるようになるのを前に、学生たちの英語のレベルを把握し、同時に教員の指導力の向上につなげるのが狙いで行われます。試験結果は今年秋に設置される有識者会議で分析した後、2012年度中に公表する予定だということです。
英語学力試験を受ける高校3年生の皆さん、応援してます!

Words. / ninasaurusrex

 今日のひとり言
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三木谷社長のインタビュー記事を読んで「それは無茶苦茶だ、傲慢だ」と思った方は、英語が話せる・理解できるのが当たり前という世の中の移り変わりに遅れを取ることになりますよ。
英語が話せるだけで人より優位に立てていた時代は、もう過ぎようとしています。
子どももその家族もバイリンガル教育を続けていくのは骨が折れます。でも、海外で生まれ育っている子ども達が、これからの日本を支え、グローバル化を推し進めていく人材となるかも知れないなんて、想像するだけで素敵ですよね。
そのためにも、英語はもちろん、日本語もきちんと話せる子ども達を育てていけるようにしたいものです。
海外で子育てしている親御さんは、バイリンガル教育を最後まで諦めずに続けるよう頑張ってくださいね♪ ヽ(^o^)丿
みらい塾で少しでもそのお手伝いができれば嬉しいので、バイリンガル教育に関してのご相談は、ウェブサイトまたはお電話でお気軽にお寄せください。

 
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