先日の「サラ川(サラリーマン川柳)」に引き続き、面白い川柳コンクールを見つけたのでご紹介します。
子ども達に馴染みの深い算数・数学のイメージや要素を盛り込んだ「数学川柳」です。
数学検定で知られている財団法人 日本数学検定協会が主催し、今回で2回目を向かえた「数学川柳」は、川柳だけではなく、俳句や短歌などを合わせた応募総数15,000句以上の中から45作品7団体が、作家の森村誠一氏や川柳作家やすみりえ氏などにより選考されました。
サラリーマンが詠っているサラ川に比べ、小中学生~高校生の学生からの応募が多い数学川柳は前向きで、さわやかな句が多かったです。
各賞の句はウェブサイトをご確認頂くとして、個人的に気に入った以下の作品をご紹介します。
後悔は 180度 回れ右 (佐賀県・中3)
底辺に かける高さの ない暮らし (山口県)
台形は 四角じゃないの プリンなの (北海道・小2)
平均点 下がれ下がれと 下げる僕 (東京都・中1)
算数・数学のイメージを持った川柳ということで、お硬い感じの作品が多いのかと思っていましたが、数学で使う言葉をうまくアレンジしており、作品のクオリティーの高さに驚きました。日本語はシンプルな言葉の中に、心地よいリズムが生まれる素晴らしい言語だと改めて思いました。
ぜひ、皆さんのお子さんにも聞かせてあげてくださいね。
【参考サイト】
数学川柳受賞作品
ちなみに、3月14日は数学の日だそうです。どうしてその日なのかと不思議に思ってググってみたところ、円周率(3.14)から来ているそうです。なるほど!(^_-)-☆
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