もっと図書館を活用しましょう!


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。book1

皆さんは、最近、図書館に行きましたか?

underground library

近年のスマートフォンやタブレット、電子リーダーなどのモバイル端末の普及により、私たちは、より手軽に本を読むことができるようになりましたが、リアルな本がある図書館へ足を運ぶ人は年々少なくなってきています。

 

 

何か調べたいことがあったり、読みたい本があるとき、インターネットが普及する以前であれば、図書館で関連本を探したり、読みたい本を借りたりしていましたよね。しかし、「調べたいことはインターネットで、読みたい本は電子書籍をダウンロードして」が当たり前の時代になった現代では、書籍をわざわざ借りに図書館へ行く人が減少しています。

そこで、こうした図書館ばなれの状況を解消するために考案されたMiami Ad School(マイアミ広告学校)の学生たちのユニークなプロジェクトがネットで話題になっています。

そのユニークな企画とは、市民の交通の足として親しまれている「ニューヨークの地下鉄をバーチャル図書館に!」というコンセプトで企画された『Underground Library(アンダーグラウンド・ライブラリー:地下鉄図書館)』です。

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これは、地下鉄の車内にバーチャルの書棚を設け、乗客は並んでいる書籍のタイトルをスマートフォンでスキャンするという簡単な手順だけで、冒頭10ページが無料で閲覧できるようになるというもの。

しかも、無料の10ページを読み終えると自動でポップアップが現れ、スキャンした本を保管している市内の図書館の情報を提示してくれるようになっているので、続きが読みたい人は、そのまま最寄の図書館で借りれるという訳です。こうしたスムーズな一連の流れが、図書館へユーザーを誘導するきっかけとなるでしょう。

これは、あくまで現段階では企画コンセプトですが、退屈な地下鉄での移動時間が楽しくなるのに加え、本離れが進んでいる若者のこころを最新技術を使って刺激するなんて粋な企画だと思います。

また、図書館もこれにより多くの人に利用してもらえる機会を作れるとともに、地下鉄のサービスの一環としても有益ですよね。

近い将来、バーチャル図書館が地下鉄車内に登場することを祈っています!

【参照サイト】
Underground New York Public Library
紹介動画

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今回は図書館というテーマでしたが、組み合わせやアイデア次第では、レストランやイベントなどへ誘導したりもできそうですよね。今後さらなる飛躍が期待できる企画です。(^_-)-☆

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ジモモ ニューヨーク

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