漢熟検定の日が【10月19日】と迫ってきていますが、検定の勉強ははかどっていますか。
そんな漢熟検定合格を目指して頑張っている子に、今日は、漢字の3つの基本の覚え方についてお話ししましょう。
1.読みながら書く
漢字を覚えるときの基本は、やはり【繰り返し書く】ことです。しかし、漢字をただ闇雲にノートに書いて練習しても、なかなか覚えられません。
まずは、声に出しながら、書き順を読み上げましょう。
例えば、「口(くち)」という字であれば、ノートに「口」という文字を書きながら、「いち、に~い、さん」と読みます。書くスピードと読むスピードが同じになるように意識するのがポイントです。
と言うのも、動作が多くなればなるほど、脳は記憶しやすいと言われています。そこで、黙々と漢字を練習するのではなく、
①手で書く
②声に出して読む
③読んだ声を聞く
④書いた漢字を目で見る
―――このように、4つの動作でより効率的に覚えることができるようになります。
2.漢字の成り立ちや意味も考える
漢字が持っている【意味】を確認しながら、覚えるようにしましょう。
ひらがなやカタカナとは異なり、漢字にはそれぞれ必ず意味があります。
例えば、「人」という字は象形文字で人間の形から作られました。部首になって形が変わっても、元々の漢字の意味は変わりません。つまり、「休、仏、伝、仲…」などのいずれの漢字も「人」に関連する字だと容易に推測できるようになります。
こうして意味を理解すれば、漢字の正しい使い方が分かるようになり、「『人(にんべん)』だったかな?『言(ごんべん)』だったかな?」などと迷うことも少なくなります。
3.見ないで書く
1つの漢字を5回、10回と連続して書くのは非効率な勉強方法です。このような練習は、ただ手を動かすだけの作業になり、苦労した割には覚えていません。
実は、漢字の定着率をグッとアップするポイントは、書いた漢字を【隠す】ことです。
1つ漢字を書いたら、書いた漢字を隠してまた練習する ―――この方法は簡単ですが、手本を隠すことで、漢字の細かい部分までしっかり覚えることができます。手本や自分の書いた字を見ながら書く従来の練習では、練習中に書けて当然です。しかし、いざテストで書けないのは、【見ないで書く】練習をしていないからです。
これら3つの基本はどれも簡単に実行しやすいので、今日からぜひ実践してくださいね!
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