皆さんのお子さんは、「漢字が大好き!」と大きな声で言えますか?
海外で暮らしているお子さんはもとより、日本にいるお子さんにとっても、漢字学習はかなり高いハードルです。特に、普段漢字を目にすることが少ない状況で生活している海外暮らしのお子さんに、どのように漢字を教えていけばよいか悩んでいらっしゃる親御さんも多いことでしょう。
今日は、そんな漢字学習の強い見方である漢字学習教材「文字蔵くん」についてご紹介しようと思います。
Learning Kanji. 朝、聞、声 / mxmstryo
漢字学習教材「文字蔵くん」
漢字学習教材「文字蔵くん」は漢熟検の対策ソフトですが、もちろん、漢字学習にも大いに役に立ちます。ネット教材と同様、みらい塾ではこの漢字教材もいつでもどこででもお使い頂けます。
この「文字蔵くん」の教材では、小学3年修了程度の学習から中学3年修了までしっかり学習することができます。
以前、検定試験の効用についてお話ししたように、日本語モチベーションアップのための漢検や漢熟検などの検定試験の勉強するのに効果的です。ちなみに、漢熟検は新しい漢検として登場した検定試験です。漢検と漢熟検の受験級や出題レベルの違いは、以下の対応表が参考になります。(文字蔵くん公式サイトより)
「文字蔵くん」を使っての学習方法
教材にある「基本学習」の単元では、漢字の読みがなだけでなく、書き順・部首・総画数など、漢字学習に必要な情報がひとつに簡潔にまとめられているので、効率よく勉強しやすい工夫が施されています。このとき、間違った漢字だけをノートに書きまとめると、検定試験直前の見直しに便利ですよ。
漢字が苦手なお子さんは、このページをそのままノートにまとめるだけでも良いです。
また、「例文から漢字(例文の意味にぴったり合った漢字を選択する)」の単元では、パーツA群とB群の中から当てはまる漢字をドラッグ&ドロップ(マウスを使ってゆっくり移動させる)で解答ボックスまで持っていき正解の漢字を作っていきます。こういったゲーム的な要素を取り入れている教材なら、漢字学習が苦手なお子さんでも楽しく学習できますよね。
この他にも、書き順、漢字の読み、意味から熟語(意味に当てはまる熟語を選ぶ)、同音異義語、四字熟語、ことわざなど、集中的に苦手な部分を勉強できるよう細かく単元が分かれているため、お子さんの進捗具合に合わせてしっかり学習できます。
漢字のトレーニングには、ぜひ「文字蔵くん」を活用してくださいね!
【参考ウェブサイト】
漢字検定
漢熟検定
漢字の練習といって一番に思い浮かぶのが、同じ漢字を10回も20回もノートに書かせる方法ですが、これはあまり効果的ではありません。大人目線では「何度も書けば覚える」と思うかも知れませんが、書いている子ども本人が「覚えよう!」と思う気がなく書いているだけでは、まったく頭に入っていきません。しかも、何十回も同じ漢字を書き続けていると、お絵かきをしているのと同じ、ただ「写しているだけ」になってしまいかねません。
漢字を書かせる練習をするのであれば、ターゲットの漢字を使った熟語をお子さんに考えさせ、それをノートに3~5回ずつくらい書くほうが良いです。例えば、「空」という漢字であれば、「青空、空席、空き部屋…」というように。読みがな一つに対し1~2個の熟語を作るのがおススメです。
効率の悪い勉強法は、子どものやる気を削いでしまうので気をつけましょう!(^_-)-☆
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