大変ご無沙汰しておりました。みらい塾 塾長の馬場です。
夏期スクーリングの少し前から、「ブログは不定期更新」との宣言をしたあと、フェイスブックでの報告やお知らせは時々していたのですが、結局、ブログを一度も更新することなく、夏休みが終わってしまいました…。
でも、気を取り直して、今日から平日毎日更新です。お楽しみに！
さて、夏休み中のお子さん達の日本語学習の進み具合はいかがでしたか？
残念ながら、海外での生活に必要不可欠ではない【日本語学習】は、「楽しくない／大変だ／面倒だ」と毛嫌いされる場合が多いようです。でも、意外と日英バイリンガルの子の多くは、楽しんで日本語を習得しているんですよ。
つまり、日本語学習は、【頑張るもの】ではなく、【楽しむもの】なんです！
ですので、ぜひ、皆さんも海外でのバイリンガル教育を楽しく実践してみてください！
海外で日本語学習を楽しむには、大きく分けて２通りの方法があります。
教材を楽しむ
「勉強は机に向かってするものだ」と思っていませんか。
子ども達は、読み聞かせや学習ゲーム、ひらがなカード、積木など、机に向かわずに【お勉強】するのが大好きです。また、ドラえもんやピカチューなど子どものお気に入りのキャラクターをふんだんに使うと、さらにイヤイヤ感がなくなりますね。
特に、キッチンでのお父さん・お母さんとの【お勉強】は子ども達の好奇心を大いに刺激します。
台所用品（包丁、まな板、蛇口、炊飯器…）を日本語で言ってあげれば日本語での語彙が増えますし、実際に動作（切る、混ぜる、流す、炒める…）をしながら説明してあげれば「動きことば」を目で見て理解しやすいです。こうした日常生活で使う日本語の語彙が多ければ多いほど、文字への移行もスムーズにいきます。
ちなみに、みらい塾では、「日本語入門コース」を受講している日本語を学習し始めたばかりの子ども達には、イラスト満載の学習プリントや、かるたやビンゴなどのゲームを組み入れたり、「スタートコース」や「基礎学習コース」などを受講している日本語の読み書きがある程度できる子ども達には、ショウイン学習システムを使ったりし、どのレベルの子ども達にも日本語を学ぶことの楽しさを感じてもらえるような工夫をしています。
家庭内にある教材をうまく使って、日本語を楽しみましょう！
勉強法を楽しむ
万人に合う勉強法など存在しません。ですので、自分にピッタリ合った勉強法を見つけるのが大きなポイントです。
例えば、日本語の語句や漢字を書き込んだメモ帳を利用したり、Nintendo DSの学習ゲームをしたり、童話や昔話をヘッドフォンで聞いたり ―――などなど、通学途中のバスや電車の中、習い事の前後、人を待っている時間など、行動と行動の間にできるちょっとした【すき間】の時間を有効に使う勉強法はどの子にもおススメです。
ちなみに、ショウイン学習システムは、iPad（アイパッド）からもアクセス可能なので、そうした【すき間の勉強】にはピッタリですよ♪
もちろん、ノートの書き方や、問題集の進め方・使い方などをみても、さまざまな方法があります。ほかの子にとって良かった方法でも、自分にとってはそうでない場合も多々ありますので、取りあえず試してみることです。１～２カ月続けても効果が表れなかったり、楽しいと実感できない場合は、その方法はお子さんに合っていないということなので、別の勉強法を取り入れる【決断力】も親としては重要となりますね。
小さい頃から、子ども達が自分に合った勉強法を模索するためのサポートをしながら、海外での日本語学習を楽しんでくださいね！
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