昨日に引き続き、今日も子どもに自信を持たせる声かけについてお話していきます。
_IGP9451s / INABA Tomoaki
子どもの成長を重視する
子どもだけに限らず、だれでも他人と比べられるのは嫌なものですよね。同じ環境で育っているきょうだいがいる場合、どうしても親御さんは比較してしまいがちです。
しかし、「お姉ちゃんは算数でいつも90点以上取ってくるよ」とか「同じクラスのAちゃんは毎日勉強がんばっているんだって」などのような声かけは、子どものやる気を奪ってしまいます。
比べるのであれば、きょうだいや友達ではなく、過去の本人と比べてあげてください。
「この前のテストより良くなったね。」
「去年と比べると、随分計算が早くなったよね。」
このように声かけをしてあげれば、子ども達もカチンとくることがないでしょう。
肯定的な表現を使う
親であれば、だれでも子どもを応援したいと思うものです。しかし、励ましているつもりでも、子どもにとってはそうではない場合も多いです。
例えば、
「気が弱いんだから。もっと気を大きく持って!」
「くよくよしないで!落ち込んでも仕方がないよ。」
このような否定的な言葉を使って励まそうとしていませんか?
これら「気が弱い」「くよくよする」などは、現在の相手を否定している表現です。
「慎重だから、事前によく考えているんだね。」
「悩みがあるのは、今の自分を向上させたいと思う気持ちの表れなんだよ。」
このように、相手を否定するのではなく、現在の相手を肯定する表現で励ましてあげましょう。
昨日、今日と2日にわたり、子どもにかける言葉についてお話してきましたが、何より大切なことは、子どもが自分自身の存在価値を実感できるような声かけをしてあげることです。
自分に自信が持てるからこそ、また頑張ろうというやる気が出てきます。素敵な声かけができるよう、皆さんも頑張ってくださいね!
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