きれいな字を書こう(2)


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。pencil2

昨日に引き続き、今日も「きれいな字の書き方」についてお話しましょう。

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きれいな字の書き方

 

1.正しい姿勢


きれいな字を書くために、まずは、正しい姿勢で書くことから始めましょう。

正しい姿勢とは、上半身(背筋)がまっすぐに伸び、深めに椅子に腰かけた状態のことです。このとき、体が硬くなりすぎないよう適度に力を抜くことが大切です。基本は、机や椅子の背もたれから、体がこぶしひとつ分離れるように座ります。

ここでポイントとなるのが、左手です。

机の上に、左右の手で「ハ」の字を作るように置いてみてください。こうするだけで、自然と正しい姿勢になります。

座る姿勢の悪い子は、左手の肘をついていたり、左手が机の下にだらんと垂れ下がっていたりし、体が全体的に左に傾いてしまっています。こうした姿勢では余計な筋肉に負担がかかってしまい、体が疲れやすくなります。そのため、姿勢の悪い子は、大抵、授業中にノートをきちんと取ろうとしなかったり、書いて覚えようとしなかったり、文章題でグラフや図、式などを書いて解こうとしなかったりします。

こうした態度は学力にも大きく影響を及ぼすので、小さい頃から正しい姿勢で学習をする習慣をつけましょう。

2.鉛筆を使う

きれいな字を書くために、まずは、鉛筆を使うことから始めましょう。

鉛筆は、いちいち削らなければいけないので面倒だと思う人も多いですが、正しい持ち方ができるまでは、シャープペンシルよりも鉛筆の方が良いです。時々、書くときに力を入れすぎて、シャープペンシルの芯をボキボキ折りながら文字を書いている子がいますが、これでは書くことに集中できませんし、なにより、きちんと力を入れて文字を書くこともできませんね。ですので、初めのうちは、ぜひ鉛筆を使うようにしてください。

ここでのポイントは、削った鉛筆を使うことです。

削っていない、先が丸く(太く)なった鉛筆では、文字の線がつぶれてしまい、画数の多い細かい文字が書きづらいです。これでは、きれいな文字は書けません。筆箱の中には、いつも削った鉛筆を数本用意しておきましょう。


紙リサイクル鉛筆 / yto

3.正しい持ち方

鉛筆の削り際のやや上(1センチ程度)を軽く持ちます。鉛筆を人差し指に沿わせるようにし、人差し指の第2関節と付け根の間に置きます。親指と人差し指が重ならないように、離して持ちましょう。

文字を学び始めたばかりの幼児期から、きちんとした鉛筆の持ち方を教え、悪い癖がつかないようにしましょう。鉛筆の持ち方はこれまでの習慣ですので、大きくなってから急に正しい持ち方に直すことは難しいですが、きれいな字を書くための基本です。慣れるまでは意識しながら持ちましょう。

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みらい塾では、こうしてきれいな字を書くために鉛筆の持ち方から指導をしています。ただ、日本語を教えるだけではなく、学習するときの姿勢や勉強のしかたも合わせて指導をすることが、海外永住子女の日本語維持に繋がると確信しています。

まずは、みらい塾の指導方法がお子さんに合うかどうかを確かめにお越しください。

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