勉強には、暗記と理解が必要です。
しかし、暗記と理解がいつもセットであるとは限りません。
皆さんは、
勉強は理解をしながら暗記するのが良いと思っていませんか?
一見すると正攻法ですが、
実際には非常に時間がかかる勉強法なんです!
実は、
暗記 は 暗記
理解 は 理解
と分けて勉強するほうが、圧倒的に効率が良いのです!
たとえば、
お子さんに、挨拶を教えたときのことを思い出してみてください。
いってきます ⇔ いってらっしゃい
ただいま ⇔ おかえり
いただきます ⇔ ごちそうさまでした
ありがとう ⇔ どういたしまして
このような挨拶を教えるとき、
「ただいま」という挨拶は、「ただいま帰りました」を短くしたものなんだよ。
なんて、成り立ちや意味を説明しませんでしたよね?
意味や成り立ちなどを理解する前に、
まずは決まった言い方を暗記させ、
それを何度も日常生活の中で反復させたのではないでしょうか。
そして、少し大きくなってから、
「ただいま」という挨拶は、「ただいま帰りました」を短くしたものなんだよ。
と、成り立ちや本来の意味を話してあげることで、すんなりと子どもの頭に入ります。
ここで、暗記と理解がようやく揃ったと言えます。
通常の勉強においても同様です。
暗記すること と 理解すること を区別することで効率よく勉強ができるようになります。
では、海外での日本語学習の定番である漢字の勉強を例にしてみましょう。
漢字の形や書き順、読みなどは、暗記するものです。
これは理屈ではなく、反射的にスラスラできるようになるまでくり返すほかありません。
しかし、これだけでは漢字を習得したことにはなりません。
海外で漢字を学習している子の中には、
暗記しただけで 《勉強が終わった》 と思っている子が非常に多いのが現状です。
暗記だけで勉強を終わらせてしまっているため、
テストが終わったら、
月日が経ったら、
次の漢字を習ったら、
すっかり忘れた…なんてこともざらにある話です。
漢字の形や書き順、読みを暗記したあと、
部首の意味や成り立ち、熟語の意味や使い方などを理解することまで行うことで、
ようやく 《漢字の勉強をした》 と言えます。
勉強は、暗記してから理解することで乗り切りましょう!
みらい塾では、
海外でも自信の持てる漢字力を身に付けるための学習指導をおこなっています。
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