子どもに任せている?子どもを放っている?


こんにちは。みらい塾の馬場です。

さて、皆さんは、お子さんの自主性を尊重し、任せていますか?
それとも、子ども任せにし、放っていますか?

子どもの自主性を尊重し、任せたいと思っていても
なかなか上手くいかないことがあります。

もしかして
《放任》と《放置》を混同しているせいかも知れませんよ。




放任子育ては、
子どもを信頼し、子どもの自主性に任せた子育てです。

一方、

放置子育ては、
子どもがしたいように何でもさせてあげることです。




一見すると同じように思える両者の大きな違いは

自立していくうえで必要な
基本的なルールやマナーを守ることを教えているかどうかです。

では、子ども任せで放りっぱなしにならないよう、
放任子育てを成功に導くためのポイントを見ていきましょう!

放任子育て成功のポイント

(1)ルールやマナーを教える

幼いころから自分の意見を通してきた子は、
成長して社会へ出たときに
規則やマナーが多すぎて、自由がないとストレスを抱えてしまいがちです。

最低限の社会のルールや常識的なマナーは
人間関係を円滑に進めるためにも守らなければなりません。


ルールばかりだと窮屈になってしまいますが、
自由な選択や思想は
それぞれがルールを守ることで許されている行為です。


特に親が大事だと感じていることは
ルール化することで子どもも受け入れやすくなりますよ。



●してはよいこと

元気にあいさつをする
交通ルールを守る
公共マナーを守る




●してはいけないこと

人のもとを勝手に取る
人を傷つける言葉を使う
順番を守らない





基本的なルールやマナーを守ることができる子は、
自然と他人を尊重することができます。

人を尊重することができると、
自分も尊重してもらえます。


ルールやマナーを守る基盤を作ったうえで
子どもがしたいことにいろいろ挑戦させてあげましょう!

(2)悪いことをしたら叱る

放任とは、決して怒らない・叱らないという意味ではありません。


急に道路に飛び出す
危険な物を触る

SNSに個人情報を書き込む など

子どもの身に危険が及ぶようなことをすれば、厳しく注意しましょう。




ただ、頭ごなしに「ダメ」「やめなさい」と言うだけでは
子どもは何がダメなのかが分かりませんし、
分からないので同じことをくり返してしまいます。


危険なことをしたときはすぐに止めさせたあと、
どうしてそうしたのかを尋ねてあげ、
何がいけなかったのか、どうすべきだったのかを説明してあげましょう。

(3)全力でサポートする

子どもが失敗して落ち込んでいたり、
困っていたりしたらきちんと手を差し伸べてあげます。


「自分で考えなさい」「一人でしなさい」ばかり言ってしまうと、
子どもは親に見放されたと感じてしまいます。


いっしょに考えたり、少し助言をしてあげたりすることで、
困ったときは、必ずパパ・ママが助けてくれるんだと安心できます。



こうした安心感や親子間の信頼感を持つことで、
子どもは失敗しても自分の力で立ち直り、
次のことにも果敢に挑戦することができます。


子どもの背後に親が常にいることを感じさせてあげましょう。

基本的な社会のルールや公共でのマナーを守ることを教えるのは親の役目です。


きちんと叱り、しっかりサポートしてあげながら、
子どもが真に自立できる放任子育てを目指してがんばりましょう!

みらい塾はお子さんの自主性を一緒に育てます!

.

こちらの記事も合わせてどうぞ!