勉強ができる子には共通点がある!


こんにちは。みらい塾の馬場です。nigaoemaker1118_thumb

さて、海外在住で日英バイリンガルのお子さんは、現地校以外にも日本語を習得するために補習校や日本語での習い事に通っていることも多いです。しかしながら、週1回なんとなく通わせているだけでは、順調に日本語が伸びていきません。

日本語力や学力が年齢と共に順調に伸びていく子には、いくつかの共通点があります。
要するに、学習に向き合う態度や習慣が身に付いているということです。
 
先生の話をしっかり聞く態度が育っていなければ、
どんなに素晴らしい授業でも、学習内容をきちんと理解することなど到底できません。
 
そして、勉強ができるための資質ともいえる学習態度は
学校や習い事などの外部の機関で育つのではなく、家庭で育つということです。
 
 
勉強ができる子の5つの特徴とともに、
家庭で勉強ができる子の育て方についてお話しましょう!

(1)諦めない子 

分からないことを分かるようにすることが勉強の基本です。
そのためには
 
できないことや失敗を恐れないこと
分からないことに直面してもすぐに諦めないこと

 
これが必須です。
 
 
家庭で親がすべきことは、子どもが失敗しても決して責めないということ。
特に、新しいことに挑戦して失敗したときには、
 
失敗は成長のチャンスだよ!」と励ます
次はこうしてみよう!」と具体的なアドバイスをする
もう1回チャレンジしてみよう!」と次の挑戦をサポートする
 
こうした親の接し方が諦めない子を育てます。
 
 
まずは、子どもにとって簡単な課題から始めさせてあげましょう。
成功体験を積ませながら、少しずつステップアップさせてあげるのがポイントです。
 
例えば、
 
100ピースのジグソーパズルを完成させたら、次は200ピースに増やす
簡単な折り紙が折れるようになったら、さらに難易度が高いものに挑戦させる
数独クロスワードパズルに慣れてきたら、一人で取り組むよう促す
 
あとで振り返ることができるよう、形が残る作品がおススメです。
完成させる喜びをいっしょに共有し、努力したことを大いに褒めてあげましょう!

(2)自制心がある子 

勉強が習慣化している子は、もちろん学力も安定しています。
 
良い習慣を継続させるためにも、
毎日のスケジュールをきちんと定め、
規則正しい生活を送れるようにフォローしてあげましょう。
 
まずは、
 
朝起きる時間
ご飯を食べる時間
学校や習い事の時間
お風呂に入る時間
寝る時間

 
一日(または一週間)で定期的にする予定から埋めていきましょう。
毎日同じ時間に決まった行動ができるように、具体的に時間を設定すると良いですよ。
 
一日の行動パターンが固定してきたら、
その前後にさらに予定(勉強する時間、遊ぶ時間など)を付け足すことで
容易に実行しやすくなります。
 
 
その際も、具体的に数値化した目標を設定しましょう。

毎日1回、教科書を音読する
1週間で、漢字10個を覚える
1ヶ月で、本を1冊読み切る

 
 
目標が無事に達成できたら、
 
カレンダーにシールを貼ったり、小さなご褒美を用意したりすることで、
実行の有無が可視化され、モチベーションが高まりますよ。

(3)人の話を聞ける子 

人の話を聞けない子の親は、概ね人の話を聞かない人が多いです。
皆さんは大丈夫ですか?
 
 
子どもが話しているときに、
 
きちんと目を見る
スマホやタブレットを机の上に伏せる
テレビを消す
うなずいて相槌をする

 
など、親が子どもの話をしっかり聞いている姿勢を常に見せることが大切です。
親の態度が変われば、子どもも人の話をきちんと聞けるようになりますよ。

(4)柔軟に思考できる子 

スポーツ、音楽、アート、科学実験など、
さまざまな分野の活動やバラエティーに富んだ趣味に挑戦させることで、
多様な経験が積み上がり、柔軟な思考を育てられます。
 
外部のアクティビティーにわざわざ参加しなくても、
 
博物館や美術館、動物園、植物園などを訪れる
レシピを見ながら初めての料理を作る
DIYで一から何かを組み立てる
知らない場所まで遠出する

 
など、週末やお休みの日に家族でできることを積極的にしてみましょう。
親が得意な分野や好きなことを選ぶと継続しやすく、いっしょに楽しめますね。
 
 
また、主導権を子どもに与えてあげ、
 
館内はどこから見て回ろうか?
どんな手順で作ろうか?
作るのに必要なものは何かな?
どこへ行こうか?

 
のように、子どもが考え、行動する力をぐんぐん引き出してあげましょう!

(5)正確さを追求する子 

宿題を適当に終わらせたり、
計算間違いをしていてもお構いなしだったりする子は、学力が伸び辛いです。
 
細かい部分まで注意を払えるような意識が大切です。
 
提出する前に誤字脱字を確認する
書いた文章を再度読み直す
質問に対して適切な解答をしているか再考する

 
などのひと手間をかけることを徹底させましょう。
 
 
なお、親が間違いを指摘する際には、
 
この答えはどんなふうに考えて出したの?
次はこんなふうに考えてみよう!
ここに注目するといいよ

 
など、具体的な改善点やアドバイスを伝えてあげましょう!

勉強をがりがり目一杯させているわけではないのに、
年齢とともに順調に勉強ができる子が育つなんて不思議ですよね。
 
 
家庭でのサポートが、子どもの学びを支える大きな力となります。
今日からさっそく勉強ができる子を育てていきましょう!

 みらい塾では勉強ができる子を一緒に育てます!


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