子どもがスポーツをする重要性


こんにちは。みらい塾 塾長の馬場です。fight4

皆さんのお子さんは、何かスポーツをしていますか?

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アメリカの公立小中学校には日本のようなクラブ活動がないので、放課後はプライベートで習い事をしている子が多いです。

 

 

日米どちらも習い事ではスポーツ系が人気ですが、アメリカでは季節ごとに違うチームスポーツに参加している子が多いのが特徴でしょう。

特にその傾向は郊外や地方にいくほど顕著で、たとえば、春季には野球、秋季にはサッカー、冬季にはバスケットボール ―――など、年間を通して複数のチームスポーツに参加するというのが、郊外や地方に住む小学生男児のよくあるパターンです。女児では、サッカーやバレーボールなどとともに、スポーツではありませんがダンスやバレエなども習い事としては根強い人気があります。

Sports and Fitness Industry Association(SFIA:スポーツ業界団体)の調べによると、アメリカの6歳~17歳の子どもの実に2150万人が何らかのチームスポーツに参加しています。USTA Serves

USTA Servicesの調査(→)を見ても分かるように、野球やサッカーは子どもが習い始める時期は比較的早いですが、その後は9歳を境に、バスケットボールが子ども達にとってもっとも人気のチームスポーツになります。それ以降もほかのスポーツの追随を許さず、バスケットボールは、チームスポーツの王者の座を守り続けています。

しかし、こうして児童期で盛んにしていたチームスポーツも子ども達が成長するにつれ、その内のおよそ半数(45%)が止めてしまいます。その理由としては、以下が多いようです。

I was not having fun.(面白くなくなった。)
I had a health problem or insury.(怪我などの健康上の問題でできなくなった。)
I wanted to focus more on studying and grades.(勉強が大変になってきた。)
I did not like or get along with the coach/teammates.(コーチやチームメイトとうまくいかなくなった。)
I was not a good enough player.(上手なプレイヤーではなかった。)

しかし、アメリカでは、子ども時代にスポーツをすることは単なる習い事ではありません。

日本では、高校や大学から新しいスポーツを始める学生も多いですが、アメリカでは、学校のクラブ活動が本格的に始まる高校にもなると、「Varsity team」と呼ばれる学校代表チームに入れるかどうかが大きなカギとなります。代表チームに入るには、Tryout(トライアウト:入団テスト)を受け合格しなければならず、そのため、代表チームに入るには、高校入学前にどのくらいの経験やトレーニングをしていたかが問われます。

さらに、大学進学においてもスポーツの分野での実績が考慮されますので、特定のスポーツに秀でていることは入学審査において有利に働きます。これは、スポーツで奨学金を得る場合のみの話ではありません。大学入学後も、League(リーグ:競技連盟)で優秀なプレイヤーであれば、プロへの道が大きく開きます。

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、好きなスポーツに早く出会うことが一番大切なことなのかも知れませんね。

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スポーツ推薦を受けるかどうかは別にして、健康のためにも幼児期からスポーツをして体を動かす習慣をつけるのは良いことですよね♪(^-^)

 

 

 

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