みらい塾では、ショウイン式学習法と「教育コーチング」と言われる手法を使い、子ども達の日本語学習のサポートをしています。
簡単デジカメテクニック / TomenoNaoki
コーチングとは、対話によって相手の自己実現や目標達成を図る手法のことです。近年、子どもの教育分野に広く浸透しつつある技法でもあり、耳にしたことがある方も多いでしょう。
教育コーチングの目的は、「子どもが自ら目標を決め、そこに向かって努力するように導く」ことです。大人の意見や考えを押し付けるわけではなく、子どもに寄り添い、子どもの能力をうまく引き出すように働きかけます。ですので、日本語教育だけに用いる特別な方法ではないんですよ。
コーチングの技法は100種類以上あると言われていますが、今日は、その中でも、コーチングのもっとも基本的な考え方である「Acknowledgement(承認)」についてお話ししましょう。
承認とは、子どものありのままの気持ちを認めてあげることです。
つまり、結果だけを認める(結果承認)のではなく、そこに至るまでの過程や成長度合いも認める(事実承認)ということです。「ありのまま」の存在を認めてもらった子は、自分の考えや行動に自信を持つことができ、自発的に成長していくことができます。
従来の日本の学校や塾では、「教える」ことに焦点を置いた知識を与えるだけのいわゆる「つめこみ教育」でした。こうした教育法は、高度成長を駆け抜けてきたこれまでの日本社会や、集団で生活するのには大変効果的な方法でした。しかし、これからの時代、それだけでは今の時代を生き抜いていける人間を育てることができません。
これからの教育には、「教(ティーチング)」と「育(コーチング)」のバランスの良さが必要です。
では、まずは、子どもの行動や振る舞いについて認めてあげることから始めてみましょう。
例えば、宿題をいつもギリギリにしかしない子がいるとします。皆さんは、その子にどのような声かけをしますか?
「どうして何度言っても分からないの!」
「早く宿題を終わらせなさい!」
これは良くない声かけです。
子どもの行動を頭から否定していますよね。子どもも親の言っていることはちゃんと分かっています。分かっていても繰り返してしまうのです。だから困っているのです。こうした声かけを続けていると、子どもは自己肯定感(ありのままの自分を認める気持ち)を失います。ですので、いかに不合理であっても、まずは、子どもの気持ちや立場にたって考えてあげましょう。
「いつもギリギリになっちゃうね。明日も同じだと嫌だよね。どうしたらいいかな?」
「宿題ができる時間はないかな?」
「どのくらいの量ならできると思う?」
このように、「なぜやらないのか」と子どもを責めるのではなく、「どうしたらできるようになるのか」をいっしょに考えるようにしましょう。
承認の3つのポイント
1.相手のすべてを受け止める
2.結果だけではなく、その過程にも注目する
3.「言わなくても分かっている」などと思わず、口に出して褒める
子どもがどんな身勝手な行動をしても、なぜそうした振る舞いをするのかをよく観察し、子どもの気持ちに耳を傾けてあげ、ありのままを認めてあげましょう!
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