吉田松陰の辞世の句「親思う心にまさる親心」からも分かるように、子どもを思う親心は何よりも強く、真っすぐです。
しかし、親心から子どものためと思ってしたことが、実は逆効果であることもあります。
そこで、今日は、意外に間違っていた親心からのNG行動についてお話ししましょう。
親心 その1:朝はギリギリまで寝かせてあげよう
「昨日は寝るのが遅かったから、今朝はギリギリまで寝かせておいてあげよう」というのはNG行動です。親が絶対にしておきたいしつけの中でも、規則正しい生活習慣は最重要項目です。「決まった時間に寝て、決まった時間に起きる」という規則正しい生活は、子どもの情緒を安定させるだけでなく、学力にも大きく影響します。少なくとも、出かける1時間前には起こすようにしましょう。
親心 その2:好きなものを食べさせてあげよう
子どもはハンバーグ、カレーライス、スパゲッティのような簡単に食べられるものが大好きです。親としても作るのが楽なので、ついついリクエストに応えてしまいます。慌ただしい朝であれば、なおさら簡単に用意できて、子どもも喜んでくれるものを出してしまいがちです。しかし、1日の食事は子どもに大きな影響力があり、その中でも朝食は特に重要な食事です。ですので、パンやシリアルよりは、【ごはん】をベースとした日本食がおススメです。具入りのおにぎりや具だくさんのみそ汁などであれば用意するのも簡単です。それに目玉焼きやスクランブルエッグなどの卵料理や、ハム・ソーセージ、サラダなどを添えれば、栄養がしっかり取れます。心もお腹も膨らむ朝食で1日を始めさせてあげましょう!
親心 その3:明日の準備をしてあげよう
「子どもが忘れ物をするとかわいそうだから」「きちんとできたかを確認するのが面倒だから」などで、親が子どもの明日の準備をするのはNG行動です。小学生になっても親が手伝っていると、子どもは自分で注意して先生の話を聞いたり、準備したりする習慣が身に付きません。低学年のうちに、忘れ物をした経験を積み重ねることで、「どうすれば忘れ物をしなくなるのか」を自分で考える力が付くようになります。
親心 その4:子どものペースに合わせてあげよう
「小学校低学年くらいはまだ幼く小さいので、子どもがやりたいことを優先させてあげよう」というのはNG行動です。小学校低学年のうちにこそ、毎日の学習習慣と基礎学力をしっかりと身につけさせることが重要です。逆に言えば、この2つがきちんと身に付いていれば、小学校高学年以降は、親が手とり足とり構うことなく、自分で勉強する「自立学習」ができるようになっています。自分で学習する習慣が付いていないと、遅かれ早かれ、学力が低迷してしまうので要注意です。
親が良かれと思っている行動が必ずしも子どもにとって良いことではありません。親心を少し振り返ってみて、子どもにとって良い環境を整えてあげたいものですね。
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