さて、夏休みも目の前ですね。
日本に比べ、夏休みが1ヵ月ほど長いアメリカ現地校ですが、毎日だらだら過ごしていると、あっと言う間に終わってしまいます。引き続き、順調に日本語学習に取り組めるよう、適切な環境を整えてあげましょう。
夏は暑さのために、普段よりも体力を消耗します。
通常は消耗した体力は、食事や睡眠で回復しますが、
暑さで食欲が落ちたり、寝苦しく十分な睡眠が取れなかったりします。
食欲がない、疲れを感じる、体がだるい、やる気が出ない…などの症状が連結し合うことで
悪循環に陥り、体のバランスを崩し、夏バテが起こります。
夏バテになりやすい時期は、十分な水分補給が大切です。
大量に汗をかいたのに水分補給が不十分のとき、脱水症状が起こります。
汗にはミネラルやビタミンも含まれているので、
それらが汗と一緒に失われた状態では体のさまざまな働きを正常に保てなくなります。
これが夏バテの症状の一つである「だるさ」の原因となります。
脱水になると血液が濃くなり、流れも悪くなります。
疲労物質である乳酸が筋肉にたまり、さらにだるさを悪化させます。
ただ、のど越しが良いからと言って、
必要以上に冷たいものを一度に大量に飲むのは良くありませんよ。
胃液が薄まり、胃腸が冷え、その結果、消化機能が低下して食欲がなくなります。
水分はとり過ぎても、不足しても夏バテを悪化させてしまいます。
夏は特に健康管理に注意しながら、学習環境を整えてあげましょう!
夏の日本語学習の環境を整えよう!
(1)涼しい時間帯に学習する
脳の働きが温度に敏感であるため、夏の暑さは、学習意欲に影響を与えます。
比較的過ごしやすい午前中は、脳の状態が良く、
思考力や集中力が必要な科目に適しており、日本語学習には最適な時間帯です。
十分に睡眠を取ると、朝は脳がすっきりした状態です。
ですので、暗記系の学習よりも思考系の学習がおススメです。
覚えた漢字を書き出す
算数の応用問題
パズル系の考える問題
作文、日記
朝の時間帯はアウトプットを意識した学習に取り組みましょう!
(2)冷房の効いたところで勉強する
NBER(全米経済研究所)の研究によると、
年間の平均最高気温が1℃上昇すると、
子供の学力が偏差値換算で0.045程度低下すると報告されています。
気温の高さは集中力を低下させる要因になります。
冷房の効いた環境での学習は、暑い夏でも計画的に進めることが可能になります。
特に、夏の間は新しい学習をどんどん進めるというよりは
苦手部分の克服や基礎固めにフォーカスすると良いですよ。
ひらがな・カタカナの読み書き
漢字の音・訓読み
同音異字の使い分け
熟語の意味
敬語の使い方
これまでに勉強した内容をしっかり復習しておきましょう!
(3)短時間集中型の学習法を取り入れる
夏の間たくさん遊びたい子や、新しい体験を満喫したい忙しい子には、
毎日の短時間の集中学習が有効です。
人間の集中力は一定の時間が経過すると低下します。
そのため、25分間の集中学習と5分間の休憩を組み合わせましょう。
長時間の学習よりも理解度が深まり、記憶の定着が促進されます。
また、短い時間で成果を出すことができるため、
学習へのモチベーションの維持にもつながりますよ。
上記3つのポイントを踏まえて、
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