しゃっくりを止める特効薬を発明した少女


こんにちは、みらい塾 塾長の馬場です。kaysmileonehand.png
皆さんも一度は、しゃっくりに悩まされた経験がありますよね?
しゃっくりを止めるために、水を一気に飲んでみたり、息を数秒止めてみたり、人に驚かせてもらったり…と、人それぞれのやり方があるかと思います。それはアメリカでも同様で、塩水を飲む・スプーン1杯の砂糖を食べる・逆立ちして水を飲む…など、日本人にはあまり馴染みのない方法もあります。でも、実際どれも「これだ!」という止め方はありませんよね。
そこで、そんなお悩みを解決すべく「しゃっくりを止めるキャンディー」なるものを発明した少女がアメリカに現れました!
Manchester, Connecticut(コネチカット州マンチェスター)に住む13歳の少女Mallory Kievman(マロリー・キーヴマン)は、およそ2年もの月日を費やし、約100種類ものしゃっくりを止める方法を試しましたが、どれもしゃっくりを止める確実な方法ではありませんでした。
その後も研究を重ね、しゃっくりは喉と口との神経過敏によるものであると理解したマロリーは、これらの神経を過度に刺激することによってしゃっくりの反応を相殺しようと考えました。
長い試行錯誤の末、マロリーはアップルサイダーに酢や砂糖を加えた棒キャンディーを作り、これを「Hiccupops(しゃっくりを止めるキャンディー)」と名づけました。これは、英語でしゃっくりを意味する「Hiccup」と棒付きキャンディーを意味する「Lollipop」を合わせたオリジナルの造語です。名前も可愛らしく、イケてますよね。
マロリーの発明した商品は、地元の起業支援団体創立者であるDanny Briere(ダニー・ブリエール氏)の目に留まり、商品化に向けてUniversity of Connecticut(コネチカット大学)の協力のもと、専属チームを発足することになりました。
この「しゃっくりを止めるキャンディー」に関してダニー氏は、「非常にシンプルで基本的な必要性を満たした商品だ」とビジネスとしての将来性を買っており、コネチカット大学発明センターの責任者もまた「味と機能性を兼ね備えた魅力ある食品だ」と高く評価しています。
このキャンディーは、早ければ今夏にもスーパーマーケットで発売を始める予定で、これで得た収益の一部はガンで闘病生活を送る人々に寄付すると言うことです。
皆さんも将来しゃっくりに困ったときは、このキャンディーを舐めてみてはどうでしょう。

lollipop / ollesvensson

 今日のひとり言
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マロリーは、このキャンディーで2011年春にコネチカット州の発明大会で発明賞を受賞しました。その後、起業し自らCEO(最高経営責任者)となっただけでなく、すでに特許まで申請しているそうです。
なんて、先を見越している少女でしょう!すばらしい!
「ケミストリークエスト」を考案した米山維斗くん(当時12歳) を思い出します。彼もいち早く会社を立ち上げ、将来を見据えて行動していましたね。

きっとマロリーも
維斗くんも、これから世界で活躍する起業家になることでしょう。彼らの将来が楽しみですね。(^_-)-☆

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