さて、皆さんのお子さんは、読書が好きですか。
国語の力は、まさに読み解く力(読解力)であり、それは読書から得ることが多く、ほかの教科へも多大な影響を与えます。

本を読むことに対して抵抗を感じている子に読書の楽しさを伝えるためには、
まずは、本の世界に興味を持たせることから始めましょう。
そこで、今回は
子ども達にも親しみやすい物語文の楽しみ方についてお話ししましょう!
本を楽しむ子を育てるアプローチ5選
(1)物語の始まりに注目させよう!
物語の冒頭は、その後の展開の大きなヒントを含んでいます。
登場人物の紹介や場面設定、時代背景はもとより、
これから起こるだろう問題などが提示されることが多い部分です。
ですので、冒頭部分は特に注意深く読むことが大切です。
もちろん、すべての情報が文中に記されているわけではなく、
場面の状況や、登場人物のしぐさ、台詞などから想像しなくてはならないこともあります。
しかし、少なくとも冒頭の情報がある程度正確に把握できていれば、
次を読み進めるハードルが少し下がります。
ちなみに、親が逐一場面や状況を説明する必要はありません。
5W1Hを意識しながら、
・どんな国のお話?
・季節はいつだと思う?
・どんな人がこれから登場したら面白くなるかな?
などなど、テンポよくで質問してあげましょう!
(2)絵や図で描いてみよう!
楽しく読み進めるためには、
登場人物の物語内での位置づけや重要性を正しく把握しなくてはいけません。
それには、登場人物の性格や関係をキャラクターマップにしてまとめるのがおススメです。
《キャラクターマップ作成手順》 
➀物語から主要なキャラクターを選ぶ。
②大きな紙またはホワイトボードを用意する。
③選んだキャラクターの名前を中央に書く。
④線や矢印、イラストやシンボルなどを使って名前と関連付ける。
⑤キャラクター同士の関係性を強調する。友情、家族関係、対立…など。
オリジナルのキャラクターマップを作ることで、
文章をただ読んでいるだけよりも、
キャラクター同士の関連性が視覚化でき、物語のイメージがより鮮明になります。
物語を読み進めるにつれて、新しい情報や理解が得られたら、
キャラクターマップをどんどん更新しながら、より詳細にしていきましょう!
特に小さい子には効果的な方法ですよ♪
(3)登場人物の視点で読ませよう!
物語に登場する人物の立場に立って文章を読むと、感情移入がしやすくなります。
前述のキャラクターマップに
さらに、キャラクターの特徴も書き加えてみましょう。
例えば、
・勇敢なキャラクターには、剣のイラスト 
・賢いキャラクターには、本のイラスト 
・食いしん坊なキャラクターには、食べ物のイラスト 
このようにイラストを少し加えるだけでも
一目見てキャラクターの性格が分かるようになります。
さらに、
登場人物の外見や服装、性格、行動パターン、決めポーズなどを
視覚的に表現するのもおススメです。
また、
行動動機をより明確にするために
重要なセリフも吹き出し
で書く加えておくのも良いですね。

(4)質問を投げかけよう!
物語を読んだ後は、ぜひ物語の内容に関する質問をしてあげましょう。
自分がその人物だったら、何を思うか、どう感じるか、どんな行動するか…について
具体的に考えられると、さらに物語に陶酔できます。
例えば、
好きなキャラクターになりきって、日記や手紙を書くことで、
その人物の内面に深く入り込むことができます。
事前に親が物語の内容を知っていれば、質問がしやすいですが、
読んだことがない場合でも、物語の内容を把握できるまでいろいろと質問してみましょう。
例えば、
・この人物はなぜこの場面でそんな行動をしたの?
・この物語の結末にはどんな意味があると思う?
・結末を変えるには、どんな行動が必要なんだろう?
などです。
「どうだった?」「どう思った?」のような抽象的な質問や
「面白かった?」「好きだった?」のようなYES/NOで答えられる質問は避けます。
具体的で答えが無限に出るようなオープンな質問をしてあげましょう。
(5)親子で読書を楽しもう!
子どもを読書好きにする第一歩は、親も子どもと一緒に読書をすることです。
親が読書が好きな家庭では高確率で子どもも読書好きになります。
小さいうちは、親が子どもに読み聞かせをすることで、
読書への興味を引き出しながら、親子の絆を深める効果もあります。
一人で本を読みたがる子には
反対に、子どもが親に読み聞かせをするのもおススメですよ。
また、読書が苦手な親御さんもご安心あれ!
「子どもと一緒」というのが何より重要なので、
親が読む本はファッション雑誌でもマンガでも何でも良いですよ。
子どもの隣に座って、静かに何かを読む(眺める)だけでも十分効果ありです。
親が読むことを楽しんでいる態度を見ることで、子どもは読書へ興味を持つようになります。
「本を読みなさい!」とただ言うだけでは、読書好きな子には育ちません。
まずは、物語文を読むことの楽しさを教えてあげましょう。
読書は知識の扉を開く鍵であり、子どもたちの未来を形作る大切な一歩です。
子どもたちが読書の素晴らしさを発見してくれるようなアプローチを考えてみてくださいね!
みらい塾では文章を読む楽しさを実感できます!


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